Columnコラム
2025.01.31
船橋店が売上No.1を獲得できたわけ
千葉県船橋市、JR船橋駅から徒歩1分の場所にお店を構えるかぶら屋船橋店は、これまでの自らの記録を更新する形で、かぶら屋全店舗で売上No.1を獲得した店舗である。
なぜ船橋店がNo.1の売上を叩き出すことができているのか。その秘訣と船橋店独自の魅力についてオーナーの弘田さんにインタビューを行った。そこから紐解く船橋店の売上No.1の秘訣を5つご紹介。
新たなターゲット層の獲得

船橋店では午前11時からの営業を行なっており、昼から夕方までの時間帯は女性客、いわゆるママ友同士でのご利用が非常に多いという特徴があります。
今までの大衆居酒屋のイメージとは少し離れた形で、お子さんが学校にいっている間の時間などにご利用いただくことも少なくありません。
そのため、子どもを連れて来店されるお客様も非常に多く、より多くのターゲット層を取り入れられているのが売上を伸ばせた大きな要因です。
一方で夕方から夜にかけては、仕事終わりのサラリーマンで賑わい、誰もがイメージする大衆居酒屋の一面が顔を見せます。こうして時間帯によってお店の雰囲気がガラッと変わるのも船橋店の面白い特徴の1つです。
信頼獲得のための環境整備
女性や家族連れのお客様からの信頼を獲得するためには、清潔感を保つことが非常に大切です。
特にトイレは女性が気にするポイントの1つで、それ以外にも店内の細部にまで注意を払い、徹底して環境整備に努めてきたからこそ、少しずつお客様からの信頼を獲得できたのだと感じています。
当たり前ではありますが検食を欠かさず行い、料理のクオリティにも一切妥協しません。日々の積み重ねで少しずつ信頼を獲得し、その信頼を決して裏切らないことが本当に重要なのです。
街の発展も追い風に

船橋駅周辺は現在もどんどん発展しており、次々と新しい飲食店ができています。
その結果、周りのお店にお客様が取られていってしまうかもと感じる方も多くいらっしゃいますが、しっかりお客様に満足いただけるサービスを提供していればそこは問題ありません。
むしろ街全体が賑わえば、お店に来てくれるお客様も増えていき、船橋店では売上アップの1つの要因となっています。
教育体制での工夫
船橋店はバディの数も非常に多いですが、勤続年数が平均して長いというのも1つの特徴です。
日々忙しい中でも効率的かつ安心して業務を覚えていけるように、2,3年の経験がある年齢が比較的近いバディとマンツーマンで業務を覚えていく形をとっています。
年齢が近いことで質問もしやすいため、業務を覚えるスピードが上がったことに加え、バディ同士の關係値も深まりやすいため、結果お店全体の雰囲気の良さにも繋がっています。
一方で、ふざけた雰囲気になりすぎないように私個人としては締めるところはちゃんと締めるという部分も意識していて、こうしてバランスをとりながら効率の良い教育体制を整えています。
新たなシステムの活用

モバイルオーダーの導入は船橋店にとって大きな変化でした。船橋店は一番忙しい店舗だとも言えるので、これまでは、特に満席時にはバディたちの余裕がなくなっている場面が多かったです。
導入してからは、お客様のことを見れる時間が増えたことに加え、バディたちの負担も少し緩和されて、効率化の面でもお客様満足度の面でもプラスに働いたと感じています。
年配のお客様に操作方法を教えることで新たなコミュニケーションが生まれたりもしていて、時代に合わせた接客、サービスの提供が求められていることを強く実感しました。
こうした技術面や流行などは若い世代の力も借りながら、現状に満足することなく、これからも幅広いお客様に選んでもらえるお店をつくっていきます。

