Columnコラム
2024.04.24
満足度の追求、その先にあるものとは
東京都練馬区、自然豊かな石神井公園をシンボルとしたこの街に2016年にオープンしたかぶら屋石神井公園店。優秀なバディと親しみ溢れる雰囲気を武器に、たくさんの笑顔が集まる場として今日まで営業を続けてきた。
気軽にはじめたアルバイトでかぶら屋に出会った古市さんは、働いていて楽しい環境作りを大切にしながら、2018年より責任者としてこのお店を指揮している。
そんな古市さんの考える石神井公園店の特徴、今後に向けて抱く強い想いとは何か。
独自の色と魅力
石神井公園店はアットホームな雰囲気があり、地元のお客様を中心に、若い方からお年を召した方まで幅広い層のお客様に日々ご利用いただいています。
「この焼き鳥、タレと塩どっちがおすすめ?」
「これは塩がおすすめだよ。」
そんな会話をお客様同士がしている様子も今となっては日常で、自然と会話が弾む居心地の良いお店になっていると思います。
店名でもある石神井公園が徒歩5分ほどの距離にあることから、花見などのイベントがあるタイミングでは、比較的早い時間からお酒を飲みにくるお客様が多いのも大きな特徴です。
メニューとしては、自家製のポテトサラダやモツ煮などの定番メニューに加えて、つくねをピーマンに挟んで食べる、人気グルメ漫画に登場する食べ方が非常に人気があります。店内ポップを作成してご紹介しているので、訪れた際はぜひチェックしてみて欲しいです。
ここ最近では、お酒を飲みにくる方だけでなく、お食事をメインに来られる方も非常に増えています。加えて、私が女性ということもあるのか、女性お一人で来られることも多く、誰にでもご利用しやすいお店になってきていることを実感しています。
近づきつつ、近づきすぎない
アットホームな雰囲気がゆえに、店員との会話を楽しみにきてくださるお客様も多いのですが、心地よいコミュニケーションをするためにも距離感は常に意識しています。
どれだけお客様が親しみを持って接してくれたとしても、お客様と店員という関係性は変わりません。お金をいただいている以上、そこはメリハリをつけています。
一緒に働いてくれているバディはその点しっかり理解をしてくれていて、カジュアルな会話をしつつも、適切な距離感を保ってコミュニケーションを取っていて本当に頼りになっています。
自主的に動いてくれるバディばかりで、私が教えなくても積極的に先輩の動きをみて勉強していることも少なくありません。
そんな優秀なバディが多いことに加え、チームとしても非常に仲が良いことも石神井公園店の強みです。バディの誕生日をみんなで祝ったり、忙しい日を乗り切ったあとは、みんなで労い合ったりしています。
かぶら屋でのキャリア
今、責任者としてお店をまとめる立場になっていますが、元々は友達と軽い気持ちでアルバイトに応募したことがはじまりです。
そこから当時働いていた別店舗の店長さんに「責任者としてやってみない?」と声をかけられたことをきっかけに、かぶら屋でのキャリアを本格的に歩み始めました。
注文が殺到して捌ききれていない時に、お客様から「あの料理まだ?」と言われてしまい、自分の無力さを痛感して凹んだことも今となってはいい思い出です。
そんな時も先輩が温かい言葉をかけてくださったりと色々な方に支えられながら経験を積んでいきました。気づけば10年ほどの時が経ち、未熟な私をここまで成長させてくれたかぶら屋には本当に感謝しかありません。
目指すべき姿
石神井公園店はフランチャイズとして展開している店舗なのですが、オーナーが抱いている方針は「お店の利益ではなく、顧客満足度を追求していく」ことです。
私個人としてもすごく共感できていて、この実現が今後の大きな目標となっています。
これにはまずバディの満足度を上げていくことが必要です。全員が意欲的に働けるよう個別にコミュニケーションをとりながら、信頼し合えるチームを作っていこうと考えています。
そして、頑張っている人に対しては時給を上げるなど、評価面でも還元することで先のキャリアをイメージできる環境を目指していきます。
こうして、バディの満足度を高めることで顧客満足度にも繋がっていき、最終的にはお店の売上として返ってくるはずです。
頼れるバディたちとともに楽しいお店を作り上げ、一人でも多くのお客様を笑顔にできるようこれからも石神井公園店は前に進み続けます。
かぶら屋 石神井公園店
- 住所
- 東京都練馬区石神井町3-21-6 中村ビル1F
- 営業時間
- [平日]16:00~22:30 ※月曜日定休日 [土日祝]15:00〜22:00
- 電話番号
- 03-6915-9103