Columnコラム
2025.08.27
店舗から人事へ、
新たなステージで輝く
接客スタッフから人事担当者へ。バディながら人事業務への挑戦を決意した坂本さんは、お客様との接客で学んだ関係値づくりを人事の場でも活かし、今では特定技能で働く外国人のフォローなど、幅広い業務に携わっている。
そんな坂本さんがどんな想いで仕事をしているのか、仕事に対する想いややりがい、今後の目標についてご紹介する。

坂本 瀬利奈
現場スタッフと人事業務を兼任で担当。バディの採用面接から外国人スタッフに対しての業務面、文化面でのフォローなど、採用後のサポートに関しても幅広く携わる。
より良いコミュニケーションを取るべく日々試行錯誤しており、面接では人材のミスマッチが起きないように「ありのまま」を引き出すことを心がけている。
—–ご自身の業務や役割について教えてください。
私は主にバディの採用業務に携わっています。具体的には、求人媒体からの応募のチェックや応募者との面接、そして採用後のフォローまでを担当しています。
また、特定技能の外国人スタッフに対しての業務サポートも役割の一つです。言語や文化の違いから生まれるさまざまなの課題への対応など、細かなサポートが求められる分野だと感じています。
—–業務の中で最も意識していることは何ですか?
面接では、応募者の方にいかに自然体で話してもらえるかという点を強く意識してコミュニケーションをとっています。
応募者の方は学生さんが多いのですが、私の子どもと年齢が近いこともあり、サークルのことやプライベートな話題から入ることで、リラックスした雰囲気を作るよう心がけています。
ミスマッチを防ぐために、聞かなければいけない情報もありますが、形式ばった質問になりすぎないことも大事です。難しいところではありますが、自然な会話の中に織り交ぜながら引き出せるよう、試行錯誤しながら取り組んでいます。
—–人事業務を担当することになった背景を教えてください。
子どもがいながらでも柔軟に働ける接客業のお仕事を探してた中で出会ったのがfoodex groupでした。採用していただき屯ちんでバディとして働いていたある日、いつも通りシフトの相談をしていたら、「採用を担当している営業管理部で働いてみないか」というお誘いをいただいたのがきっかけです。
採用や人事のことは何も知らなかったので一度はお断りをしたのですが、手厚いサポートもしていただけるということで最終的には挑戦してみる決断をしました。
面接する側でありながらこちらの方が緊張してしまったりとはじめは未熟な点も多々ありましたが、人と話すこと自体はとても好きなので、半年ほどで少しずつですが慣れてきたなという実感があります。
—–この仕事のやりがいはどんなところにありますか?
この仕事のやりがいを感じるのは、私が面接した方が店舗で笑顔で働いている姿を見られたときです。私との出会いがその人の新しい一歩につながったのだと実感する瞬間は、とても誇らしく感じます。
もともと接客の仕事が大好きで、今でも店舗に立つ時は、お客様との関係値づくりを大切にしています。短い接点であっても名前を覚えていただいたり、直接感謝の言葉をいただけたりすることがあり、その一つひとつが私の原動力です。
その経験は人事の業務にもつながっていて、面接の場では、限られた時間の中で応募者の方とどう信頼関係を築き、心を開いていただけるかを常に意識しています。少しずつ距離が縮まっていき、笑顔を見せていただけた時はやっぱりとても嬉しいですね。
—–今後の目標や叶えたいことはありますか。
現在はバディの採用面接を中心に担当していますが、将来的には社員の面接も任せられるような人材に成長したいと考えています。また、特定技能の外国人スタッフのサポート業務についても、より深く関わっていきたいです。
面接や指導の場面では、アイスブレイクの仕方なども技術として磨いていきながら、相手の方にリラックスしてもらえるような環境づくりを目指しています。
関わる人への感謝の気持ちを忘れることなく、1人ひとりと真摯に向き合いながらこれからも取り組んでいきます。