Columnコラム
2024.05.28
店長までの軌跡、更なる挑戦
糀谷駅から徒歩3分、下町情緒漂う静かな場所にお店を構えるかぶら屋糀谷店。地域のお客様を中心に日々の多くの笑顔が集まり、落ち着いた雰囲気の中で、ゆったりと食事を楽しめるのが魅力である。
店長を務めるボワニさんは、2018年にかぶら屋のキャリアをスタートし、2022年からは店長としてお店をまとめている。はじめは業務どころか日本語も未熟だったと語るボワニさんが、どのようにしてスキルアップをしていったのか。その過程で得た気づき、未来に向けた想いをご紹介。
誰もが安心できる空間
糀谷店は、若い方からお年を召した方まで、幅広い層のお客様にご利用いただいています。週末は会社の集まりや家族連れのお客様で賑わい、笑顔の溢れる楽しいお店です。
また、バディや社員同士の仲が良く、アットホームな雰囲気が魅力の一つです。仕事終わりにスタッフ同士で雑談を楽しんだり、誕生日をみんなで祝ったりすることも私たちの日常です。
このような温かい雰囲気がお客様にも伝わっているからこそ、リピートして来てくださるお客様が増えているのだと思います。
実際に、お客様から「ここに来ると家に帰ってきたような気持ちになる」と言っていただけることもあり、お客様と良い関係が築けていることを実感しています。
努力と挑戦の日々
私は2018年にかぶら屋でのキャリアをスタートしました。当初は日本語もあまり話せなかったので、業務を覚えるどころか、コミュニケーションをとることにさえ苦戦する毎日。
加えて、包丁も持ったことない状態から調理や焼き場の経験を積んでいったため、とにかく失敗の連続でした。
日本語のスキルも並行して身につけていったので、本当に大変な道のりでしたが、できないことができるようになる達成感にやりがいを感じながら一つひとつできることを増やしていきました。
その間、見放すことなく最後まで手厚くサポートしてくれた周りの人たちには感謝しかありません。
業務も一通り覚えた頃には、このお店に恩返ししたいという気持ちが強くなり、それが大きなモチベーションとなっていきました。そして、地道に努力を積み重ねた結果、2022年からは店長としてのポジションを任せていただけるようになったのです。
店長としての役目
店長として教える立場になりましたが、まず大切なのは基本に忠実に行うことです。
かぶら屋では、焼き物の焼き加減の説明など、非常に細かい部分までマニュアルに落とし込まれているので、マニュアルに沿っていれば基本的な技術は身についていきます。
ただ、それだけでは仕事の楽しさややりがいを感じてもらうことは難しいので、その部分のサポートをしていくことが私の役目だと感じています。
私自身も何もできない状態からのスタートでしたが、今ではお客様とのコミュニケーションがこの仕事のやりがいの一つです。この経験をバディの人たちにもしっかり伝えていき、さらに楽しく働けるお店にしていきます。
店舗の成長と夢の実現
糀谷店は、さらに多くのお客様に訪れていただけるよう努力を続けていきます。個人的には売上を伸ばしていき、将来は独立することが大きな夢です。
そのために今実施している取り組みの一つが定番外メニューです。本部の方にも協力してもらいながら、お客様が喜んでもらえるメニューを定期的にリリースしています。
また、今来てくださっているお客様とより良い関係を作るべく、もっともっと盛り上げて笑顔が溢れるお店にしていきたいです。
一人ひとりが成長できるような環境を作り、自信を持って楽しく働けるような職場になれば最高です。今後もお客様とともに成長し、より魅力的なお店へと糀谷店は進化し続けます。