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Columnコラム

2024.06.25

過去での気づき、未来の展望

千葉県船橋市、京成本線の駅である船橋競馬場駅は、競馬場の他にも大型の商業施設、イベント会場が立ち並び、娯楽や買い物を楽しむ人で賑わう活気溢れる場所である。

この地にお店を構えるかぶら屋船橋競馬場店は、地元のお客様から一見さんまで幅広い層に愛されながら営業を続けている。

お店を指揮するオーナーの髙久さんは、チームワークを重視しながら一丸となってお店を作り上げてきた。そんな髙久さんが考える、チーム作りのコツや今後の目標とは何か。

豊かな客層

船橋競馬場店店長

船橋競馬場店は平日と休日でお客様の層が変わる特徴的な店舗です。平日は近くに住宅街が広がっていることもあり、地元のお客様を中心に賑わいを見せます。

一方で、週末は近くに大きな商業施設があるので買い物帰りなどにご利用いただく新規のお客様が多いです。また、2024年4月にはララアリーナという大型のイベント会場が近隣にできたため、スポーツ観戦や企業の出展会、アーティストのライブなどで訪れたお客様が合間時間や帰り際にご利用していただく機会も増えています。

新規のお客様にもかぶら屋の焼き物や黒おでんは非常に好評で、ふらっと立ち寄った新規のお客様に「黒おでんおいしかったよ」「またくるね」などの声をかけていただけることもあります。そんなお客様からの温かい言葉は日々の営業の中での大きなやりがいの1つです。

チーム力の秘訣

船橋競馬場店内装

私はこのお店に就いてから約2年となりますが、チーム作りは特に意識してきた部分です。かぶら屋の理念に合っているメンバーを集めていくことはもちろんのこと、元気な挨拶は店舗として共通認識として持つように徹底しています。

逆にそれ以外のコミュニケーションに関しては、特に干渉せず一人ひとりに任せていることがほとんどです。その方がバディ同士の連携力が高まりやすいと感じていて、忙しいタイミングもバディ達のチームワークでテキパキと動いてくれています。

お店に就いた当初は私もサポートしながらでしたが、今ではその必要もなく、このチーム力は船橋競馬場店の一番の強みだと自負しています。

再確認

「串一本しか頼まない」から
「串一本でも頼んでくれる」へ。

これは私がコロナ禍を経て学んだ最大の教訓です。当時は、世間の印象も180度変わってしまい、外食が「悪」とすら捉えられていた状況した。

そんな時でも、少しでも力になればとご利用してくれたお客様が一定数いらっしゃったのです。

一人のお客様が来てくれること、さらに言えば一本の串を頼んでくれること、この積み重ねでお店は成り立っていることに改めて気付かされました。飲食業をやる上で絶対に忘れてはいけないことを再確認できた貴重な経験でした。

私がやるべきこと

船橋競馬場店外観

現状、まだ千葉では「かぶら屋」の知名度は高いとは言えません。

そこで千葉にまずはもう1店舗出店することが1つの大きな目標です。千葉でのかぶら屋の認知度をあげ、もっと多くの方にかぶら屋の魅力を伝えていきたいと思っています。

そのためには人材育成に力を入れ、店長や社員として働いてくれる仲間を増やしていく必要があります。独立してオーナーとなった経験などを伝えていきながら、お客様に限らず長くかぶら屋に関わってくれる人を増やしていくことが私の役割だと思っています。

来てくださるお客様への感謝は決して忘れることなく、目標達成に向けて私たちは挑戦し続けます。

かぶら屋船橋競馬場店
  

かぶら屋 船橋競馬場店

住所
千葉県船橋市宮本8-42-1 鳥光ビル1F
営業時間
[平日]14:00~23:00 ※月曜日、時々定休あり[土日祝]12:00~23:00
電話番号
047-404-3200