Columnコラム
2024.06.26
地域と創る次の一歩
東京都西東京市、閑静な住宅街が広がるひばりヶ丘。最寄りである西武池袋線のひばりヶ丘駅は、池袋まで約15分とアクセスも良いため、ベットタウンとしてファミリー層にも人気の街である。
治安も良く落ち着いたこの街にお店を構えるのがひばりヶ丘南口店。こだわりの焼き物とお客様第一の接客を魅力に、日々多くのお客様に愛されながら営業を続けている。
オーナーを務める小久保さんはこのお店で独立を果たし、目の前のお客様の満足度にコミットしながら、オープンから約6年お店を支えてきた。その中で感じてきた、小久保さんのお店に対する強い想いをご紹介。
自慢の一品
かぶら屋ひばりヶ丘南口店は、多くの地元のお客様に支えられて今日まで営業を続けてきました。オフィス街や大きな商業施設があるような街ではないため、多くのお客様は近隣に住んでいる方々です。
そのため、他のかぶら屋よりもお客様との繋がりが強いお店だと感じています。新規のお客様も地元のお客様の紹介で広がることが多いです。また、ファミリー層が多い街なので家族揃ってご利用いただくことも多く、これは池袋などの大きな街にあるかぶら屋と少し違う点だと思います。
かぶら屋の定番である焼き物は、当店でも特にこだわりを持っている一品です。おいしいと言って帰っていただけるように、細かい焼き加減まで細心の注意を払っており、実際お客様からも一番注文が多い人気のメニューとなっています。
満足度を追い求めて
営業中、いつも意識していることは、目の前のお客様の満足度を高めることです。
特に地元のお客様が多い当店では、一人のお客様の評価が、その知り合い、またその知り合いへとあっという間に広まっていきます。だからこそ、料理がおいしかったこと、接客が丁寧だったことなど、何か一つでもこのお店に来てよかったと感じてもらうことが大切だと考えています。
ただ、接客に関してはまだまだ個人的に課題に感じている部分でもあります。先輩に教えていただいたり、自分で本を読んでインプットしてみたりと試行錯誤をしながら、お店としてどうあるべきかを日々模索しています。
そんな中でも真面目なバディの方々はお客様第一で動いてくれており、本当に頼もしい仲間と仕事ができていると実感しています。
現在までの軌跡
私は約6年前、初めて訪れたこのひばりヶ丘という街で独立しオーナーになりました。未知の場所でお店を持つことへの不安はありましたが、「やるしかない」という覚悟で続けてきました。
まだまだオーナーとして道半ばではありますが、振り返ってみると多くの温かい人々に出会えた貴重な経験だったと感じています。
一歩一歩着実に歩みを進めていた矢先、突如訪れたコロナの大流行。お酒の提供や夜の営業時間に制限がかかってしまったため、ランチタイムの営業に取り組みました。先の見えない不安はありましたが、主に地元の常連様に支えられながら乗り切り、現在はコロナ前と遜色ない状態にまで戻ってきています。
そんな困難も乗り越えながら、この街に少しずつ馴染んでいき、今ではお客様からの励ましや感謝の声が、この仕事の大きなやりがいとなっています。
着実に歩む
近年ひばりヶ丘では少しずつ街の開発が進んできており、新しい飲食店も増えてきています。そんな他の飲食店とも一緒に、街の発展に貢献できるような存在になることが1つの目標です。
ただ、何か新しいことにチャレンジしていくというよりは、地に足をつけ、この街で長くお店を続けていきたいです。
そのためにまずは、今来てくださっているお客様に長くお店をご利用いただくこと、これが一番大切だと思っています。これがゆくゆくは、次のお客様に繋がっていくはずです。
地域の皆様の拠り所となり、これからも多くのお客様に愛される場所であり続けるため、ひばりヶ丘南口店は着実に前に進んでいこうと思います。
かぶら屋 ひばりヶ丘南口店
- 住所
- 東京都西東京市ひばりヶ丘1-3-2 永山ビル1F
- 営業時間
- 営業時間:[平日]16:00~23:00 ※第一、第三月曜日定休日[土日祝]14:00~22:30
- 電話番号
- 042-439-3007