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Columnコラム

2025.04.20

変わらぬ努力で勝ち取る

かぶら屋が大切にしている「QSCA(Quality・Service・Cleanliness・Atmosphere)」。その4つの評価基準を総合的に判断し表彰するかぶら屋「QSCAリーグ」において、見事優秀賞に選ばれた高島平店。

今回は高島平店の責任者である吉田さんに、お店での取り組みやこだわりについて聞いた。

Quality 季節感と変化をもたらす

常連様が多い高島平店は、週に何度も来てくださるお客様も多いので、通常メニューに加えて定番外のメニューを用意することにしました。季節ごとに変化のある料理を提供することで、「また来たい」「今日は何があるだろう」という期待感を持っていただけるよう工夫しています。

その際、お客様からの要望や調理経験のあるスタッフの声を取り入れることで、より満足度を高めることができた点は非常に良かったと感じています。

Service 「覚えている」が安心を届ける

接客において最も重視しているのは、「お客様を覚えること」です。初回来店時の印象を大切にしながら、2回目のご来店時には顔と名前を覚えてお声がけできるよう心掛けています。

そのためにまずは私が率先してお客様と会話し、その情報をバディにも共有するようにしていて、こうした小さな積み重ねがお店全体の雰囲気の良さにも繋がっていると実感しています。

一方で、テイクアウトのお客様とのコミュニケーションに関してはまだまだ課題が多いです。限られた接点の中でもできることはないか、これからも模索しながら取り組んでいこうと思います。

Cleanliness ただのルーティンにしない

店舗の清潔さは、飲食店運営での土台であり、最も基本となる要素です。高島平店では、主に仕込みの時間にお客様の目につく部分の拭き取りなど、こまめな清掃を実施しています。

唯一工夫している点としては、「ただやっている」状態にならないためにも、定期的にチェックをし合ったり、改善すべきポイントをチームで話し合ったりする機会を設けていることです。こうして全体的な作業レベルの向上に努めたことが評価にもつながったのではないかと感じています。

Atmosphere お一人様が過ごしやすい空間

高島平店が最も得意とするのがこの雰囲気づくりです。お一人様でも安心して食事ができるよう、些細な声掛けや心配りを常に意識しています。

バディ同士での会話が増えてしまったりとはじめは苦戦する部分もありましたが、先輩バディや社員が新人のバディを紹介してあげることで、少しでも会話しやすい雰囲気が作れるよう工夫していきました。

また、昨年の花火大会の日に3,000本近くの焼き鳥を提供したことは今でもとても印象に残っています。早朝4時から準備し、無事に完売することができた時は、達成感と同時にチームの絆を強く感じることができました。

まだまだ未完成なところもありますが、非常に吸収が早いメンバーが多いのでこれからの成長にも期待しています。

日常にこだわる

高島平店

今回2回目の受賞をすることができたことで、改めてやってきたことが間違いではないという証明になったと感じています。

何か特別なことをしてきたわけではないですが、日常の業務一つひとつを丁寧に積み重ね、真摯にお客様に向き合ってきた結果がしっかり伝わったのだと思います。

また、モチベーションの高い店舗と同じ場所に立てたことでいい刺激を感じることができました。

これからも今回の受賞に恥じることのないよう、お客様に愛され続けるお店を目指して地道に取り組んでいきたいです。